円周率、何桁?

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「円周率」

小学生の頃、誰もが習った3.14という数字。
円周率を表す際、一般的にはπもしくは小数点2桁までの3.14の数字を使用するが、小数点第3位以降も無限に数字が続く無限小数である。

ここで疑問に思ったのが、円周率って一体何桁まで明らかになっているのだろう?ということ

というか、「円周率」って、普通に使ってるけど、円周率って何?

そこで今回は、「円周率とは何か」、「明らかされている円周率の桁数」について調べてみようと思う。



・そもそも「円周率」って?

円周率とは、円の円周の直径に対する比のことである。
つまり、ある円の直径を1としたとき、その円周は約3.14となる。

中学校で習う円周の公式で、円周=2πrがある。※r=半径
前述の直径1の円で考えると、直径が1ということから半径0.5であり、πは約3.14と考えて公式に当てはめると
=2×3.14×0.5
=3.14
となり、円周率は円周の直径に対する比であることが正しいといえる。


図1; 直径1 cm(半径0.5 cm)、円周約3.14 cmの円

 



・円周率は何桁まで解明されているのか

現在分かっている桁数は、2019年3月14日にアメリカのGoogle技術者が計算した31兆4000億桁である。

この31兆4000億桁を言い終えるには33万2064年かかるとされていることや、
計算にはGoogle cloudが使用され、結果の書き込みには170テラバイトが使用されたこともこの数字の大きさを物語っている。

 


~Column~

円周率は小数点以下の数字が不規則に並ぶ無理数であるが、円周率の小数点以下762桁目から767桁目までに、9が6つ並ぶ「ファインマン・ポイント」という部分が存在する。

これは、かつてのアメリカの物理学者リチャード・フィリップス・ファインマンが、講義の中でこの桁まで円周率を暗唱したいと述べたことから名付けられた。

0~8までの数字では、6つ連続して同じ数字が並ぶのは何十万桁目や何百万桁目であるのに対し、9はほかの数字と比べても圧倒的に小数点以下の位が少ないところで同じ数字が6つ並ぶという現象が起きている。

 

まとめ

小学校で習うことでも、急に聞かれると説明できなかったり、深く掘り下げると知らないことがまだまだあることに気づきますよね。

今回は、明らかになっている円周率の桁数やファインマン・ポイントについて書いてきましたが、円周率の計算方法についてもまだ知らないことは多くあります。

円周率など数学に関する知見ももちろんですが、その他にも日常生活の中で疑問に思ったことをこれからも記事にしていきたいと思います。

 

 

 

 

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